国民的ヒーロー、そしてお子様にとって正義のヒーローに「アンパンマン」は欠かせないですね!

自身の息子も幼少期、只今孫も幼少期最中、やはりアンパンマン大好き!!です。

私達アームス職員も、何かあるとアンパンマンの知育玩具や絵本や歌が頼りになるほど、絶対的!な『アンパンマン』です!

以前から私自身もずっと気になっていた、なぜ?こんなにも「アンパンマンは人気なの?」を考えてみました。

 

ご存知の方も多いかとは思いますが、アンパンマンは絵本から生まれました。

1973年に初めて出版された『あんぱんまん』。

(初代アンパンマンは少し怖いですね。。。)

それからずっーとアンパンマンの世界は続いています。

94歳で亡くなった「アンパンマン」の作者やなせたかしさん。

初代「アンパンマン」は、1969年『PHP』に連載された童話『十二の真珠』の一話「アンパンマン」に登場しました。

そこからお子様の『心』の成長や発達心理学的、進化心理学的に掘り下げ、

「何故アンパンマンが好き?」に迫ってみたいと思います。

3歳児までに人気がある理由

「乳児脳」

まず、アンパンマンはなぜ人気があるのでしょう?

『3歳』までにすさまじいスピードで発達する

『乳児脳』

ご存知でしょうか?

独特の心理と深い関係があるようです。

その答えが3つあるようです。

・『乳幼児発達心理学』

・『進化心理学』

そして

・『子育て心理』

にあるようです。

それが、

①捨て身で守ってくれる―無条件の愛情のシンボル

アンパンマンは、お腹のすいた人(子ども)のもとに降り立ちますね。

自分の顔をちぎって、そして喜んで食べさせますね。

そして、顔の一部がなくなると、力がなくなり飛べなくなります。。。

すると、ジャムおじさんができたての新しい顔に取り替えてくれますね!

ジャムおじさんありがとう!

(ちなみに、アンパンマン自身はものを食べることはありませんね汗)

皆さまご存知の通り、困っている人には必ずアンパンマンは捨て身で守ってくれます。

無条件に、自己犠牲的に助けてくれる存在でありますね。

それを

『視覚的』に分かりやすく描いています。

そして

「アンパンマン自身は食べない!」

という設定から

→困っている人には気兼ねさせずに一貫して食べさせる存在になれます。

アンパンマンの顔は、

「ジャムおじさんによって新しく作られる」。

なくならない、という安心感もあるのかもしれませんね。

 

発達心理学的に見ると、

乳児は、泣けば必ず母親から授乳してもらえると認識しているようです。

象徴的には、アンパンマンの顔はおっぱいかもしれません。

乳児がおっぱいを吸うと、

オキシトシン』という「ホルモン」が母親の脳内で分泌され、お乳が出やすくなります。

この時同時に、

母親は自分の子どもを大切にしたい!

という気持ちが連動して高まるようです。

それがすなわち

『愛情』です。

一方、乳児は、抱っこ、愛撫などによる肌の触れ合いがあると、乳児の脳内でも同じように「オキシトシン」が分泌されることが分かっています。

この時、同時に乳児はその母親に

「くっついていたい!」

と思う気持ちが連動して高まるようです。

それが、

愛着形成』です

そのため、泣くだけでなく、例えば機嫌が良い時は鼻にかかったような柔らかな音を出したり(クーイング)

笑顔を見せるようになります。

それは

『社会的微笑』になります。

つまり、親の愛情と子どもの愛着は「相互作用」をして高まります。

それを

『共発達』と言います。

これらの高まりは、オキシトシンの分泌や受容体の増加と密接な関係があるようです。

オキシトシンは、

『愛情ホルモン』

『愛着ホルモン』

『絆ホルモン』

とも呼ばれているようです。

さらに、乳児にとって母親を初めとし、

父親や祖父母なども含めた家族は、

「自分を無条件に大切にしてくれる安心で安全な心のよりどころ」

と認識していきます。

それが『愛着対象』

とても大切ですね。

これが土台となり、成長するにつれて家族だけではなく他人とのかかわりも求めるようになっていくようです。

子育て心理に応用すると、いつもあなたは大切です!

これは言語的にも非言語的にも伝え続けることです。

例えば、イヤイヤ期(第一次反抗期)になって、腹が立って叱ったとしても、お母さんはその後すぐに切り替え、

「○○ちゃん大好き!」

「可愛いね!」

「いいこ!」

と優しく明るく抱きしめることです。

アンパンマンもどんな時も守ってくれる味方であるという無条件の愛情のシンボルなのですね。

だからこそ子どもに受け入れやすいのかもしれません。

次回、アンパンマン②に続きます。