2019年、横浜市庁舎内で行われた福祉有償運送制度に関する研修会に参加させていただきました。

第一部は神奈川県福祉有償運送制度の学習会として、移動サービスの歴史や現状・福祉輸送の種類・サービスの今後の課題等を学び。

第二部は国土交通省関東運輸局神奈川の方から福祉有償運送発足の経緯や制度の留意点等を教えていただきました。

また、第三部は研修会に参加した団体の方達との意見交換会と内容の濃い研修会でした。

特に印象に残ったことが、サービスの今後の課題や意見交換会でも上がった移動困難者・買い物難民への対策と課題。
そして、取り組みです。

私自身はヘルパーとして、介護保険ご利用者様や障がいをお持ちの方の買い物支援や同行をしております。が、その他にもバスの路線が廃止された。バスの本数が減少した。一般のタクシーを使うのは高額すぎる。福祉有償運送を利用したいが、福祉限定の為に利用できない等々。様々な理由の移動困難・買い物難民の高齢者が増えているとのこと。

ふと、私の両親が住む地域のことを思いました。最寄りの駅からバスで20分。バス停から徒歩15分。しかも、急な坂を上らないとバス停まで行くことができません。比較的近い地元商店街(徒歩20)はいつの間にかシャッター商店街に。私が子供の頃は週に2回は来ていた八百屋等の移動販売もいつの間にかなくなりました。もちろん、近くにコンビニもありません。唯一あるのがジュースの自動販売機。ちなみに横浜市戸塚区のとある住宅街。

このような環境の地域が神奈川県内・横浜市内に沢山あるのではないでしょうか?

以前に買い物支援をさせていただいているご利用者様から
「ひとりで買い物へ行けなくなるのはとてもつらい。」
「せめて移動販売がきてくれたら…」と言われたことがありました。

しかし、大手スーパーの移動販売は、1日の予定売上を超えないと即撤退という話を聞いたことがあります。
私がそのような環境で暮らしていたら気持ちも沈みがちになり、外出することが嫌になってしまうかも…

外出ができること・ご自身で食材を手に取り選ぶこと・旬の食材で季節を感じること・献立を考えることetc
買い物が人間に与える効果は様々ですね。

ここまで読むと、非常に厳しい現実に悲観的になりそうですが、他都道府県では移動困難者・買い物難民の方達への様々な対策や取り組みが行われています。

後編ではその詳細をお伝えしたいと思っております。もちろん、神奈川県や横浜市の取り組みもお伝えします。